2012年07月06日

人形展を開催します

 今年も、川村美術館の第二ギャラリーにて人形展を開催します。

 2012年7/10(火)〜22(日)※7/17(火)は休館
 9:00〜17:00(最終日は16:00まで)

 DIC川村記念美術館付属第2ギャラリー
 〒285-8505 千葉県佐倉市板戸631
 TEL 043-498-2672

 初日の10日と、各土日は、会場に行く予定です。

 もう、あまり日がないというのに、メインの人形制作中といった危機的状況です。(泣)

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2011年07月05日

人形展を本日より開催致します

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 本日、7月5日より7月18日(7月11日はお休み)まで、千葉県佐倉市にある川村記念美術館の第二ギャラリーで人形展を開催致します。

 ご都合が宜しければ、お越し下さい。

 小さなビスクドール、モルタル造形の家などを展示しています。
ラベル:天使の羽 コルム
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2010年06月19日

人形展を開催します

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 7月13日(火)〜7月25日(日)の約2週間(7月20日(月)は休館)、千葉県佐倉にある川村記念美術館様のギャラリーにて、人形展を開催します。

 実は、活動していないようで、活動はしていました。(笑)

 ブログの更新が出来ないでごめんなさい。

 僕の作る人形はたいしたことありませんが、川村記念美術館様は、とても景色が綺麗で散策するだけでも気持ちが良いところですので、宜しければ、お越し下さい。

 また、ギャラリーでは、本館の美術館の入場料の割引券ともなるDMをお配りしておりますので、本館に立ち寄られる前には、是非、お越し下さい。

 一応、僕は、13日(火)、17日(土)、18日(日)、24日(土)、25日(日)は会場にいる予定です。お気軽にお声がけ下さい。
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2008年03月30日

石膏型づくり その9

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 大変、久しぶりの更新となってしまいました。申し訳御座いません。

 実際は、既に3体目の造形に入っているので、少し記憶を頼りながらの内容になってしまいますが、再開いたします。

 長くに渡りレポートしてきた石膏型作りも、今回で最終回です。

 手も、他のパーツと同じようにパーティングラインに沿って、軽い油土に埋めていきます。指先部分は、パーティングラインに並行に埋めていくと、上の写真のような形になります。


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 手のパーツは小さいので、写真のように2つ同時に型取り出来るように板を組みます。使う石膏の量も、左右同じです。


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 片面は、こんな感じで出来上がります。他のパーツと同じように原型は外さないように気をつけながら、鋳込み口となる部分に軽い油土を盛り、石膏部分には離型剤のワックスを塗り、同じように木枠を組んで石膏を流せば完成です。

 次回は、いよいよスリップの流しこみです。
ラベル:創作人形
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2008年01月02日

石膏型づくり その8

 更新が遅れて申し訳御座いません。こんなペースですが、どうぞ、本年も宜しくお願い致します。実際には3体目の制作に着手しています。というわけで、2体目のご紹介は、どんどんご紹介させて頂く予定です。(たぶん)

 さて、石膏型も残すところ少しです。今回は、足先の型取りをご紹介させて頂きます。


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 上の写真は、原型にパーティングラインを引いて、軽い油土で下側を埋めていく途中の状態です。


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 今回のパーティングラインは、2分割ですので、上下2回型取りすることになります。足の指先は、上の写真のように少し斜めになるように盛ります。


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 足首の上部分に円錐のように持っている箇所が、鋳込み口となります。


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 ちょっと角度を変えた写真です。


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 つま先から見るとこんな感じです。あとは、板を囲んで石膏を流します。


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 石膏が硬化したら、軽い油土を外します。次に、足首の上につけている鋳込み口となる部分に軽い油土を盛ります。


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 次に離型剤となるワックスを塗ります。これを塗っておかないともう片面に流した石膏がついてしまいますので、ただ、必要以上に塗ってしまったら、きちんと拭き取ります。


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 木枠を組んだ状態の写真です。ここに石膏を流し込みます。これで、石膏が固まったら木枠を外して、鋳込み口となる軽い油土を取り除けば、足先の石膏型の完成です。次回は、指先の石膏型作りをご紹介致します。そして、その後は、スリップの流し込み、メイク、髪の毛付けとなるのですが、フラーティアイ(左右に目が動く)についてもレビューさせて頂きますので、お楽しみにお待ち下さい。
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2007年11月28日

石膏型作り その7

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 今回の型取りは、頭(かしら)です。パーティングラインに沿って片側を軽い油土で埋め、木枠で囲んだ状態が上の写真です。


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 他のパーツと同様に石膏を流しこんで外した状態が上の写真です。ここまでは、あまり変わりません。次に反対側の型を作るのも同じです。首部分に軽い油土を盛っています。


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 次に頭頂部を上になるように置いて木枠を組みます。


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 上の写真がその状態です。でも、なんか違いますね。そう、頭の天辺に丸い円柱の軽い油土が置かれています。原型の頭は、おでこの途中で輪切り状態にされ、その上に厚紙で蓋をした状態になっています。これは、頭全体をビスクで作ってしまうと、つむじや、髪の割れ目となる切り込みが入れられなくなるためだと思います。アンティークドールだとコルクで出来たヘッドキャップを使ったりしているようですが、僕は、ラドールで作ります。

 では、円柱パーツは何で置かれているのでしょうか? 取り敢えず、文章だと分かりづらいと思いますので、先に進めます。


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 石膏を流した状態が上の写真です。硬化したら、上に載せている円柱を外します。


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 すると、このように円柱があった部分だけ、穴が開きます。そう、これが鋳込み口(スリップを流す口)になるわけです。最後にこの木枠を逆さまにひっくり返し、首部分に埋められている軽い油土を取り外し、離型剤を塗り、石膏を流して蓋を作ります。これで頭(かしら)の型が完成です。どんな型が出来たのかは、スリップのレビューの時にご紹介させて頂きます。

 さて、残る型は、手と足の指です。型作りのご紹介が終わったら、スリップの流しこみ、メイク、それからフラーティアイ(左右に瞳が動く加工)、髪の植毛と続いていきます。少し、レビューのスピードを上げたいと思いますので、チェックの程、宜しくお願い致します。
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2007年10月04日

石膏型作り その6

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 石膏の型取りは、幾つかのパターンがあります。今回は、腕や脛と同じような棒状のパーツですが、ちょっと考慮が必要な上腕(肩)パーツのレビューを致します。

 石膏型には、スリップと呼ばれる液状の粘土を流し込みます。液状ですから、重力で下の方に流れていきます。上腕や脛、太腿といったパーツは、穴が縦に一直線ですから、普通に長方形の型を作れば良いのですが、上腕の場合、肩の球と腕の棒パーツが垂直になっています。その為、スリップを流し込んだときに奥まで流れていきません。上の写真にある青い矢印が、スリップを流したときの流れをイメージしているのですが、パーツを斜めに配置することで、スリップが奥まで流れやすいようにします。


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 今回のレビューは、ここで終わりなのですが、それだと少し寂しいので、今までご紹介していなかった合印(あいじるし)についてお話します。

 石膏型は幾つかに分割した形で作られます。型と型同士がずれないように合わせるのですが、そのとき、一方に出っ張り、一方に受けがあると、型がずれずに済みます。そこで、作るのが合印です。

 軽い油土で原型を埋めたときに、ビー玉や、先端が丸いマトラーのようなもので、凹みを作ります。


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 このように凹ませた状態で石膏を流すと、穴部分に石膏が流れ込みますので、丸い出っ張りが出来ます。逆に反対の石膏型を作るときには出っ張りがありますので、凹んだ型が出来るのです。
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2007年09月15日

石膏型作り その5

 ちょっと間隔が開いてしまいました。(ごめんなさい)

 前回は、ボディーでした。今回は、一番型作りが簡単な棒状のパーツをレビューさせて頂きます。棒状のパーツとは、腕とか脚部分のことです。複雑でないこと、体積が小さいことから、一度に2本ずつまとめて型取りしていきます。


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 まず、原型に対して軽い油土で埋めていきます。棒状パーツの場合は、球を受けるへこんでいる部分と、その反対の鋳込み口部分にも軽い油土で埋めていきます。上の写真だと下側が球を受ける部分なのですが、ちょっと分かりづらいかもしれません。後ほど、分かり易い?写真が出てきますので、ここではイメージだけ掴んでください。


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 細長いパーツの場合、特に手足のように左右セットになっているパーツの型作りは、上の写真のようにセットすると石膏を流すのが捗ります。基本的には、左右同じ体積になる筈ですから、石膏の計算も楽ですし、型組みの縦と横の長さも一緒になると思います。


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 (ちょっと写真の都合で、一番上の写真は、脛だったのに、途中から太腿パーツになっていたりしますが、御気になさらずに。)

 石膏が硬化して、軽い油土を外した状態です。手間の方のへこんでいる部分が膝の球を受けるところになります。逆に奥側は、球が付いています。球体関節人形の場合は、基本的に1つのパーツに、球と受けが対になっています。奥の球は、ボディー側で受けることになります。


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 次に反対側の石膏型をとる準備をします。受け部分と、鋳込み口に軽い油土を盛ります。上の写真だと左側が鋳込み口、右側が受け部分となります。鋳込み口とは、石膏型が完成したときに、スリップ(液状の粘土)を流しこんだり、廃泥したりする穴になります。反対側の受け側は、表裏の型が出来たら、受け部分だけの形の石膏型を作ります。ちょっと言葉だと上手く説明出来ないので先に進めますね。


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 上の写真は、表裏、両面の石膏型が出来た状態です。手前に軽い油土が詰まった状態になっています。鋳込み口部分は、スリップを流す穴ですので、軽い油土を取り去るだけで終わりです。反対側の受け部分は、石膏型で塞ぐ必要があります。出来上がった石膏型にスリップを流すとき、当たり前ですが、鋳込み口は、上になるように型を置きます。鋳込み口の反対側は、必然的に下になりますので、蓋が必要なわけです。ちょっと写真が足りないので、詳しくは、スリップを流すレビューの時にさせて頂きます。
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2007年08月18日

お針子さん達の力作

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 1体目の創作人形の洋服づくり。以前、ご紹介させて頂いたようにアオザイを作ることに決めました。立体裁断した後、友人のお針子さん達にアオザイ作りをお願いしていました。

 お人形ごとお渡しすれば良かったのですが、1体しか作っていなかったこと、ビスクなので割れたらどうしよう?ということで、仮縫いしたシーチングと、型紙をお預けしてのお願いでした。


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 しかし、これが失敗の始まりでした。お針子さん達は、服飾学校で勉強をされている学生さんです。人の構造は理解していても、僕の作った変な人形の形は、とても理解出来ないものだったようです。学校の先生にもご相談頂きながらかなり、苦労されたようです。まだ、オリジナルの人形があれば、その構造も理解出来るのですが、肩一つとっても球体関節ですから、人間と同じ型紙の考え方では、駄目なのでした。その為、何度も、足を運んで頂くことになって、本当に申し訳ないことをお願いしてしまったなぁ〜と反省しております。


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 そして、お針子さん達の苦労の末のアオザイが出来上がりました。ずっと裸のままだった1体目の人形。色々と欠点ばかりが目につくのですが、アオザイを着せたら、ちょっといい感じ。馬子にも衣装というのは本当ですね。親ばかに近いものがあるのですが、赤のアオザイが人形をとても凛としたものに見せてくれています。


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 お針子さん達が苦労された刺繍。アオザイの刺繍については、図案含めてお任せでした。全体的なデザイン、構図といいますか、胸の部分に伸びる花がいい感じです。あまりごちゃごちゃし過ぎると主題が分からなくなってしまうのですが、この胸部分の花がいい感じで引き立っていると思います。


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 写真が下手で申し訳ないのですが、アオザイの魅力でもある横に入っているスリット。このスリットがあるお蔭で、涼しそうに、そして軽ろやかな感じが出てくるのだと思います。パンツもいい感じで作って頂きました。


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 腕の裾部分は、スナップボタンで簡単に開閉出来るように考えられています。こういったことも、何回も足を運んで頂いた中で、ご配慮頂いた結果です。


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 お針子さんの大変なご苦労の結果出来たアオザイ。大変、満足してます。本当にありがとうございました。彼女たちは、ここには書きませんが、色々なお気遣いを頂いたり、制作に関するプレッシャーを与えてしまったことを本当に申し訳なく思っております。でも、人形展に一緒にいったり、人形教室を少しだけ見学頂いたりした経験が、とても満足頂けたようで、これからも、人形服といいますか、彼女たちの感性を大切に、素敵な作品を作っていって頂きたいと、今後のご活躍を心からお祈り申し上げております。

 最後に本当にありがとうございました。


 追伸:

 1体目の創作人形の写真公開は、今回が最初で最後です。やはり、恥ずかしい部分が多いので。(笑)
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2007年07月19日

石膏型作り その4

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 石膏型作りの続きです。1回の流し込みで、石膏型の片側が完成しました。次に、反対(裏)側の石膏型を作ります。

 まず、油土(石膏型作り その1の一番上の写真にある)を外します。すると、石膏型に半分埋められた状態の原型が出てきます。型は幾つかに分割して作る必要があるのですが、本当は出来るだけ少ないパーツで出来るのが理想だと思います。その理由は、型を分割すれば、それだけパーティングライン(型と型の合わせ目のライン)が出てしまうからです。ただ、少なくして実際に流し込んだ粘土が抜けなくなってしまっては意味がありません。僕の作ったボディーの場合は、ボディーの前後の2分割と、肩(左右の腕の付け根部分)の合計4パーツとなりました。ボディーの型部分は、腕の球体を受ける形になっています。つまり、へこんでいます。ですから、分割しないと駄目なのです。

 では、ご説明に戻ります。原型を石膏型から外さないように注意しながら油土を外したら、別型とする部分(今回の例では、左右の肩と鋳込み口)を表面と同様、油土で作ります。油土で作った部分には、石膏が流れません。ここまで終わったら、裏面に石膏を流したときに石膏同士が接着してしまわないように、原型と石膏の上面にもワックスを塗ります。あとは、木枠をはめて石膏を流すところまで手順は一緒です。

 表と裏の型が完成したら、次に両肩部分の型を作ります。まず、クランプで石膏型が離れないように出来た型を固定します。肩だけの場合は、木枠を組む必要はありません。次にどちらか片方の油土を外します。石膏を流し込む部分にワックスを塗ります。(石膏同士が接着しないように)それから石膏を流し込みます。硬化したら、反対側も同様にしてボディーの肩作りは完成です。

 ちょっと適切な写真を撮っていなかったため、文章ばかりとなってしまいまして申し訳御座いません。分かり難い部分につきましては、後日、出来上がった型をご紹介させて頂くときに、フォローさせて頂きます。

 さて、次回以降も石膏型作りの続きです。石膏型作りのパターンとしては、ボディー、頭、手の指先、足の指先、それと腕足の筒状のパーツ、腕の型パーツと大きく6種類あります。今回はボディーをご紹介させて頂きました。次回以降は、他のパーツの型作りのポイントについて順次、ご紹介させて頂きます。
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2007年06月23日

石膏型作り その3

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 準備が終わったら、いよいよ石膏を流します。石膏型がきちんとできれば、何体も作ることが出来るわけですから、とても大切な作業です。原型も、この型を作るために頑張ってきたわけです。

 まず、どれぐらいの石膏が必要になるか測ります。


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 組んだ木枠の縦×横、それに高さ分をかけて、体積を求めます。高さ、つまりどれぐらいの深さが必要かは、原型によって変わってくると思います。一番浅くなる部分、例えば、ボディーの原型だったら、胸部分が2cmぐらい。体の横部分が一番深くなりますが、そこで4cmぐらいだとすると平均して3cmぐらいかなぁ〜といった感じで、パーツの凸凹を考慮して大凡の深さを決めます。必要な石膏の体積が決まったら、ある計算式で必要な水量を求めます。詳しくは、本城先生の本をご確認下さい。計算式をそのまま載せてしまうとまずいので、こちらでは省略させて頂きます。

 算出された水の量が決まりましたら、石膏を溶かしていきます。詳しくは、こちらも本城先生の本をご覧下さい。大凡の感じだけお伝えします。ピッチャーに必要な水を入れます。水面ギリギリぐらいのところまで、石膏を入れます。あまり空気を入れないように慎重に素早く入れます。水面ギリギリまで入れるのですが、誤って入れすぎたりした場合、直ぐに水を追加します。僕は、石膏作業の時は、水のペットボトルを飲むようにしています。ヤバイと思ったときは直ぐに入れられるように。(笑)

 少し水が石膏に浸透するのを待ったら、余分な水を捨てます。表面の液体みたいな石膏が流す感じです。余計な水を残したまま、つまり石膏に対して水の量が多いと型がもろくなってしまったり、亀裂が入ったりしますので、ここは大切です。

 次にピッチャーの底を手でコンコンと叩きます。表面に浮いてきた気泡をスプーンでとったら、いよいよ攪拌します。全体が均一になるように、1分ぐらい。攪拌し過ぎると硬化する時間が短くなったりします。混ざっていないのも問題ですが、だからといって混ぜすぎるのも駄目です。また、石膏の作業は表と裏といった感じで連続して行いますので、その都度、ピッチャーなども掃除する必要があります。この掃除を適当にして、石膏の残骸などが付着したまま、石膏を入れると、硬化時間が短くなったりしますので、石膏作業は、丁寧にこなしていく必要があります。

 さて1分ぐらいの攪拌が終わったら、もう一度、コンコンと叩きます。先ほどよりは出てこないと思いますが、気泡が出てきたら、スプーンで取り除きます。あとは、型に石膏を流し込みます。


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 流すときにゴムヘラなどを用意しておくと、ピッチャーに残った石膏をきれいに出すことが出来て便利です。全ての石膏を流し終えたら、机を少しゆすります。流された石膏の表面を水平にするためです。

 次に使った用具をきれいにします。ここもテキパキしないと残った石膏が硬化してしまうので、頑張ります。また、石膏をどんなに少量でも流しに流してしまうと、詰まる原因になりますので、流さないように気をつけます。キッチンペーパーできれいにしたり、スポンジでとって、ビニール袋に入れたりします。


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 石膏は、水と攪拌された後、徐々に硬化が進行します。季節や気温によっても変わりますが、40分ぐらいで硬化が終わります。石膏表面を触って熱を持っているようであれば、木枠を外して、反対側の型取り作業に移れます。上の写真は、硬化が終わって、木枠を外した状態です。パーツは、ボディーではありませんが、こんな感じになります。


 石膏作業の説明は、文章だけになってしまって申し訳ございません。悠長に写真を撮っている余裕が無いのです。(笑) 本城先生の本に詳しく分かり易く解説されておりますので、そちらを是非、ご覧下さい。


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2007年05月26日

石膏型作り その2

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 石膏を流す前の準備について、ご紹介させて頂きます。基本的にどのパーツの石膏型を作るときも一緒です。

 まず、石膏を流したときに原型と離れるように離型剤を塗ります。以前ご紹介させて頂いた防水材の上にさらに床用のワックスを塗ります。原型に塗り終えたら、ティッシュなどで表面にワックスのダマが残らないように拭き取ります。石膏と離型する目的だけですので、厚くならないように、膜であればいいのです。それと、原型を埋めている油土は、石膏と自然に離型しますので、ワックスは塗らないようにします。もしはみ出てしまった場合は、完全に拭き取ります。


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 石膏を流す木枠にも、ワックスを塗ります。こちらは都度塗るのではなく、一度塗っておけば、ある程度、効果は持続します。こちらも過剰に塗りすぎた分は、拭き取った方が良いかもしれません。


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 L字型クランプで枠板を固定したら、床と木枠の接している部分に目止めをします。ひも状に軽い油土をのばしたら、隙間を作らないようにしっかり押し当てていきます。


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 L字型クランプの抑え部分は、棚板の中心の位置に当たるようにセットして下さい。棚板に対して上過ぎたり、下過ぎたりすると、棚板が垂直で無くなってしまう恐れがあります。石膏を流した時に、その圧力に負けないようにしないといけません。

 以上で、石膏を流す直前の準備が終わりました。石膏型はたくさんのパーツを作りますので、結構、やることを忘れてしまいがちです。特に石膏に水を入れて攪拌したら、硬化が始まってしまいますので、時間に追われる形となり焦ってしまいます。ですから、石膏に水を入れる前に、準備作業が全て終わっていることを確認することが大切だと思います。



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2007年05月05日

石膏型作り その1

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 今回から、いよいよ石膏型作りのレビュー開始です。簡易石膏型と違って、今度はビスクを流すための最終型です。この型がきちんと出来るかどうかが、最後の人形の出来にも影響してきます。


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 石膏は、水と混ぜて攪拌すると硬化するものですが、その配分、攪拌時間、流しこむタイミングなど、結構、神経と体力を使います。また、最低、一つの型は2分割されて作られるため、表、裏の2回は型作りを繰り返すことになります。もし分割がもっと増えれば、分割数にあわせて石膏型を作っていくことになります。大変な作業ですが、この石膏型さえ完成してしまえば、ビスクは楽しい作業しか残っておりませんので、もう少しの辛抱です。


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 パーティングラインが見えるように軽い油土で埋めていきます。今回は、一番大きな型となるボディーから開始します。原型から3〜4cmぐらい余裕を持たせる感じに軽い油土で埋めていきます。


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 色々な角度の写真をご覧下さい。曲線部分に合わせても、軽い油土が面となるように埋めていきます。


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 一応、作業が終わったら、木枠で囲んでみます。L型クランプを2個使って木枠を固定します。型枠やL型クランプの詳細については、本城先生の本に詳しく解説されているので是非ご覧下さい。ここでは簡単に、ポイント部分だけ触れさせて頂きます。L型クランプには持ち手部分がありますが、左右互い違いになるようにセットします。上の写真では分かり難いかもしれませんが、右側のクランプは手前に持ち手があり、左側のクランプは、奥に持ち手がくるように使っています。枠板が垂直になるようにセットすること、L型クランプを互い違いになるようにセットすることが大切になります。

 ちょっと話が先にいってしまいましたが、仮組みしてみると、軽い油土と枠板の間に隙間が空いています。この隙間を軽い油土で埋めます。


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 一度、枠板を外して、隙間を埋めました。これで大丈夫です。今度は、きっちり枠板を組んで、石膏を流すのですが、その前に幾つかする作業があります。続きは、次回までお待ち下さい。




 石膏の扱い方、石膏型を作るための色々なことが学べる本城先生の本です。パーティングライン、石膏型を作るまでが詳しく解説されています。枠板もどんなサイズを用意すれば良いのか困ると思いますが、枠板の裁断サイズもきちんと掲載されていますので、そのままホームセンターに依頼するだけで、人形制作に必要な枠板が揃います。人形制作の本は多く出版されていますが、石膏型作りについては、唯一の本です。実際に制作する時も、何度もご覧になられる本だと思います。ビスク作りをされる方には必須本だと思います。
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2007年04月01日

石膏型をとる前の準備作業

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 今回は、石膏型を作る前の準備作業を解説させて頂きます。ラドールで作った原型にパーティングラインをひきましたが、このまま石膏をかける訳にはいきません。石膏と分離するために離型材としてワックスを塗るのですが、最近は、上記写真にあるホビー用の防水材を塗るみたいです。筆で同じ面を数回塗ります。


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 塗り終えるとこんな感じでピカピカになります。表裏均一になるような感じで防水材を塗り終えたら、パーティングラインの上を油性マジックでなぞります。


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 防水材を塗った上からですので、直ぐにマジックが書けなくなりますので、ペンは数本用意して休めながら、線を描いていきます。(書けなくなっても時間をおいたり、ペン先をちょっと洗えば使えるようになります。)全てのパーティングラインをマジックで引けたら準備は完了です。


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 次回は、いよいよ石膏型作りに入ります。上の写真にある「軽い油土」というものを用意します。石膏型作りは、数回に渡って解説させて頂こうと思います。結構大変な作業です。
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2007年03月13日

パーティングライン

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 今までご覧頂いていたのは、二次原型。ビスクドールというのは、スリップと呼ばれる液状の粘土を型に流し、廃泥し、焼成して作っていきます。これからそのビスクをつくるための石膏型を作ります。今までの人形はどうして原型と書いていたのか、それは、この石膏型を作る目的で作られていた人形だったからです。この石膏型があれば、ほぼ同じ人形を幾つも制作することが可能になります。

 まず、パーティングラインを決めます。このパーティングラインとは、原型を分割する為の線のことです。何のために分割するのか分かり難いかもしれませんが、まずは、説明を進めさせて頂きます。今回は、2分割の型にしたかったので、そのように分割出来るような位置に原型を固定します。ドーナツ状に油土で作り、その上に顔の原型を置いたのが、上の写真です。

 次に厚紙を2つに折り、折り目部分に色鉛筆で塗りたくります。(笑)鉛筆の芯が溢れんばかりです。本当は、デッサン等の画材で何かあるかもしれませんね。その二つ折りの厚紙を、垂直に立てたまま、原型のまわりを一周します。


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 そうすると、薄い色鉛筆の線が原型のまわりに印となってつきます。途中、線が途切れてしまうこともあるかもしれませんが、なだらかにつながるようなラインで印をガイドとして鉛筆で線を結びます。


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 同じようにして、全てのパーツにパーティングラインを結びます。各パーツの形によって、パーティングラインは変わってきます。基本的な考え方は、まず、目立たない位置を考えるだと思います。例えば、上の顔の場合、横にラインを作っていますが、これが顔の真正面だと目立ってしまうかもしれません。指の場合も同じです。手の甲や平を分割してしまうと目立ってしまいます。あとは、型から抜きやすいライン等、色々と考えることはあると思いますが、本城先生の本や、ガレージキットの解説本に詳しく書かれておりますので、そちらをご参照下さい。お薦め本については、まとめてご紹介させて頂きます。

 取り敢えず、他のパーツは、どんな感じでパーティングラインを結ぶのか、写真をご紹介させて頂きます。


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 これは、足の指ですね。パーティングラインで型は分割されますので、この足用の石膏型も2パーツで作成されることになります。


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 太腿のような単純な形の場合は、楽ですね。やはり正面ではなく、真横にラインを結びます。


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 ボディーの場合は、微妙な曲線があるので、ちょっとパーティングラインが複雑になります。写真では1本だけですが、肩の受け部分には、もう1つラインを結びました。実際のイメージは、石膏型の制作過程でご説明させて頂きます。


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 手の場合も、基本は足と同じですね。


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 型は原型覆ってしまうだけだと、スリップを流しこむ口がありませんので、鋳込み口という穴が必要になります。勿論、この穴は、球体関節を繋げるゴム紐を通す穴にもなります。そこで、鋳込み口の穴のラインを結びます。

 今回は、パーティングラインを結ぶところをご説明させて頂きました。正直、この分割は難しいです。僕も完全には理解出来ていません。実際に色々とやってみて、型が出来たら、きちんと取り出しやすいものなのか、スリップが隅々まで行き渡りやすいか、パーティングラインの目が目立たないところにあるかといったことの基準となってきます。パーティングラインについては、図解でご説明するのが一番分かり易いと思いますので、お勧めの本をご紹介させて頂きます。この本は、以前にもご紹介させて頂きましたが、本当はガレージキットという個人が作ったフィギュアを少量複製するための型をどう作るのか、そういった本です。パーティングラインについて詳しく解説されており、ラインだけでなく、原型をどのように配置して型を作るのが良いかといったことが分かり易くまとめられています。基本的な考え方は、ビスクの型でも同じですので、是非、ご参考にされて下さい。


モデル・テクニクス〈2〉私立出戻りモケイ学園副読本 型取複製編



 また、今回ご紹介させて頂いた内容は、本城先生の本の1冊目に収録されています。少し違っている部分もありますが、石膏型を作るところまでまとめられておりますので、是非、ご覧下さい。




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2007年03月05日

原型作り その18

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 かなり間が空いてしまいました。申し訳御座いません。デジカメ画像の取り込みが面倒だったもので。(笑) まとめて画像のリサイズしたので、順次更新していきます。

 原型作りは、今回で最終回。次回からは、石膏型をとる工程に入ります。

 上の写真は、顔です。一応完成。自分でもどんな顔になるのか分かりません。


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 口のアップ。ウルトラマンみたいだって言わないで下さい。(笑)


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 頭の中には新聞紙を詰めます。石膏型を取るときに石膏の圧力に負けないためです。


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 次にボール紙で頭の蓋をします。頭頂部には少し小さな丸を貼ります。これは、頭頂部をくり抜くときの印にするためです。詳しくは、ビスクの制作過程でコメントさせて頂きますので、もうしばらくお待ち下さい。


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 並行して磨き作業です。


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 出来るだけきれいに磨きたいのですが、かなり粗が目立ちますね。

 さて、あまり更新の無かった今回ですが、次回はパーティングラインの引き方です。そうそう、あのSDをお迎えしたときに一番最初にする作業は、パーティングライン消しです。どうしてパーティングラインは出来てしまうのでしょう?その秘密が明らかになります。(笑)
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2007年01月02日

原型作り その17

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 新年、明けましておめでとうございます。ちょっと遅い更新ですが、本年もどうぞ宜しくお願い致します。

 さて、原型作りの現在ですが、ほぼ最終段階に入っています。全てのパーツがほぼ完成しましたので、とにかく磨く、磨く。この最後の磨きが丁寧か否かで、石膏型の良し悪しに影響してきます。今までご紹介させて頂いてきた制作過程の各パーツを磨いたり、細かい造形を進めておりますので、簡単にご紹介させて頂きます。

 まずは、手の指パーツ。前々回に簡易石膏型から抜いたものをご紹介させて頂きましたが、気になる部分の修正と磨きをしています。親指の付け根の位置が左右微妙に違っていたので、一度片方を切断し直しました。


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 次に細部の皺の掘り込みや、関節部分の隆起している部分を作りこみました。


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 最後に爪部分のモールドの作りこみです。指って凝ったらきりが無いのですが、人形のお顔に続いて、人の目に触れる部分ですので、拘りだすといつまでも終わりません。どうしても自分の指を見ながら造形を進めるので、男性の手になってしまうのですが、最終的には女性のしなやかさみたいなものを目指し、細く作りこんでいきます。(女性のポートレート写真を撮ることも趣味なので、色々なモデルさんにお願いして各部のパーツ写真も撮らせて頂いています。詳しくは説明していないので、もしかすると危険なマニアに思われているかもしれませんが、人形作りの貴重なデータになっています。)


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 ボディーも最終磨きをしているのですが、肋骨や腹筋の隆起を少しだけ入れてみました。写真だと分かりづらいかもしれませんが、ビスクになったときには、少し陰影を入れてみたいと思いますので、そのときに再度、ご紹介させて頂きます。


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 また、磨きと一緒に球体関節人形の要である、球体の受け部分の最終造形を進めています。特に足の関節の受け部分は、左右のバランスが均一にならないと自立しなかったりするので、慎重に進めています。電気ドリルに球体のやすりを装着して回転させて削るので均一に出来るし、時間も節約出来て便利です。難点は、このやすりセットが入手出来ないことです。お教室には1セットあるのですが、自宅にも欲しいです。ネットでも探しているのですが、見つかりません。日本でもアイサイザーなる名前で探すと見つかるのですが、実際に購入してみると真球で無かったりして使い物になりません。人形制作の道具って、中々見つけるのが難しいですね。ご存知の方がいらっしゃいましたら、是非、教えて下さると助かります。宜しくお願い致します。

 さて、次回は、磨きの次の段階からのご紹介となります。ようやくビスクの制作に近づきました。
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2006年12月04日

原型作り その16

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 本当は、顔から作りだすのが人形制作の順序だと思うのですが、一番、納得がいかない部分で、現在作り直し中です。で、あまり公開出来る状態にないのですが、僕が造形で苦労していたら、不憫に思って下さったのか、本城先生が面白いものを作って下さいました。背後に先生の気配を感じるのに、何かごそごそされている場合は、秘密アイテムを制作されていることが多いです。今までも、指の爪を簡単に作れる道具とか、ゴム紐を引く道具とか色々なものを作って下さいました。ある生徒さんと「先生は、ドラえもんみたいだね。」と噂しています。

 このアイテム、何だかお分かりですか? 実は、耳の形を簡単に表したものです。口では伝え難いRの部分とか、耳たぶの感じとか、とても具体的で分かり易いです。そして出来たのが、下の写真。


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 まだ途中なのですが、先生の作って下さったモデルのお陰で、大分、造形のイメージが掴み易くなったと思います。
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2006年11月09日

原型作り その15

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 簡易石膏型が出来上がったら、ラドールを型に埋め込んでいきます。それぞれの型は、上下ニ分割されていますので、それぞれ別に作業をします。上の写真は、手の甲の型、下の写真は手の平側のパーツになります。


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 両方の型にラドールの埋めが終ったら、接着させるために「ドベ」を作り、接合面に塗ります。(「どべ」については、原型づくり その3をご覧下さい。)


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 勿論、両方の面に塗る必要があります。通常の「どべ」よりも少し緩いぐらいの方が良いみたいです。塗り終わったら簡易石膏型を圧着して1週間ぐらい放置します。

 足も同様の手順です。


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 上の写真が一週間自然乾燥させ、型から取り出した状態です。空気に触れていないので、中まで乾燥していません。取り出したら、また1週間ぐらい自然乾燥させます。(乾燥機で乾燥させても良いです。)


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 足も同様で、型から抜いた状態が上の写真です。足の指は固まりであるので、特に問題なかったのですが、手の指は長くて繊細なので、簡単には抜けませんでした。型から取り出そうとしたら指が折れていたりしました。取り敢えず、接着し直して、造形しました。ラドールも固まると造形がし易いですので特に問題ないのですが、針金を芯にラドールで造形していく方が、簡単かなぁ〜とも思いました。ただ、僕の作った簡易石膏型の出来や、パーティングラインがいけなかったかもしれないし、もしかするとニ分割ではなく、三分割すべきだったのかもしれないので、何とも言えません。これから、色々と試行錯誤して行きたいと思います。
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2006年10月16日

原型作り その14

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 アルテを使った1次原型が終ったら、簡易石膏型を作成します。パーティングラインを決めたら、油土で埋めていきます。


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 次に石膏をのせていきます。ちょっとこの画像の石膏は、早すぎですね。(笑)石膏は、直ぐに硬化が始まる印象があって、デジカメで撮影しながらだと余裕が無くなり、こんなことになってしまいました。


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 石膏をのせてパレットナイフで形を作ります。ひっくり返して置いたときに安定するように平らになるようにします。


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 石膏の硬化が終ったタイミングで、油土を外します。(手で触った時の温度で外すタイミングを判断します。)


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 きれいに油土を外したら、石膏部分に離型剤としてワックスを塗ります。石膏の上が、薄く黄色っぽくなっているのですが...。後は、同様に石膏をのせて、硬化が終ったら、分けます。


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 足の指も同様に簡易石膏型を作成します。次回は、この続きからとなります。
posted by コルム at 13:38| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 人形制作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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